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神奈川県小田原市の「小田原城天守閣」は、昭和35年に外観復元された小田原市のシンボルで、内部は歴史資料の展示施設です。天守閣の券1枚で常盤木門SAMURAI館にも入れます。ただし最上階の展望デッキは屋外で、1階から5階の移動は階段のみです。ベビーカーの家族は、天守閣に入る前に抱っこ紐へ切り替えることになります。料金と館内の情報は公式サイトとアソビューの記載から書きます。大人1,000円・小中学生300円・未就学児無料で、大人2人と小学生2人なら2,600円(2026年8月時点)。

まず結論【早見表】
小田原城天守閣を子連れで検討している人は、この5行だけ押さえれば判断できます。
| 💰 料金 | 大人1,000円・小中300円 |
| 🏯 券の範囲 | 天守閣+SAMURAI館 |
| 🪜 上り下り | 最上階まで階段のみ |
| ☔ 屋外なのは | 最上階の展望デッキだけ |
| 🕘 開館 | 9時〜17時・入館16時半まで |
入城料とSAMURAI館の入館料が一緒になった前売り電子チケットが、アソビューで販売されています。2026年8月時点の券種・価格・空き状況はリンク先でご確認ください。
入館料と未就学児の扱い
公式のチケットページに載っている個人料金は、天守閣が大人(高校生以上)1,000円・小・中学生300円・未就学児無料です。ここでいちばん効くのが券の範囲で、公式サイトは「天守閣入館券でSAMURAI館も入館いただけます」と明記しています。天守閣の券でSAMURAI館も入れるので、単独券なら大人300円・小中学生100円かかるSAMURAI館の分が実質そのまま付いてくる形です。
| 施設(個人料金) | 大人(高校生以上) | 小・中学生 | 未就学児 |
| 天守閣(SAMURAI館込み) | 1,000円 | 300円 | 無料 |
| SAMURAI館のみ | 300円 | 100円 | 無料 |
| NINJA館(券に含まれない) | 500円 | 200円 | 無料 |
気をつけたいのはNINJA館(小田原城歴史見聞館)です。天守閣・SAMURAI館とは別施設で、天守閣の券には含まれません。忍者体験を目的に行くなら大人500円・小中学生200円が別にかかります。ほかに30人以上の団体料金(天守閣は大人800円・小中学生240円)と、住所を確認できるものを窓口で提示する小田原市民料金(天守閣は大人500円・小中学生200円)があります。料金は改定されることがあるため、最新は公式サイトのチケットページでご確認ください。
屋内の展示と屋外の廻縁
屋内と屋外の境目は最上階にあります。公式サイトは天守閣を「3重4階の天守櫓に付櫓、渡櫓を付した複合式天守閣」「地上38.7m、鉄筋コンクリート造」と説明し、「内部は歴史資料の展示施設となっています」と書いています。1階から5階までの展示室はすべて建物の中で、甲冑・刀剣・絵図・古文書などが並びます。
一方で同じページには「最上階の高欄付き廻縁は復興に際して新たに付けられたものです」とあります。廻縁は建物の外周に張り出した縁側で、つまり最上階の展望デッキだけは外気に触れる屋外です。展示を見るぶんには天候の影響を受けませんが、相模湾を見渡す一番の見どころは建物の外に出る形になります。軒に守られてはいるものの、横からの雨や風はそのまま入ります。加えて小田原駅から天守閣までは徒歩10分の屋外歩きで、園内も坂と階段が続きます。雨の予報の日は傘を持って、展示中心で切り上げる組み立てにしておくと空振りしません。

階ごとの中身は公式サイトの館内案内とフロアマップで確認できます。1階は常設展示室1「江戸時代の小田原城」とシアター・ミュージアムショップ、2階は常設展示室2「戦国時代の小田原城」、3階は企画展示室1・2(回廊)・3で小田原ゆかりの美術工芸品や発掘調査の成果、4階は企画展示室4「その後の小田原城」で明治から現代まで、5階は常設展示室3「小田原城天守再現」と展望デッキという並びです。
展望デッキからの眺め
公式サイトは「標高約60メートルの最上階からは相模湾が一望でき、良く晴れた日には房総半島まで見ることができます」と書いています。アソビューの販売ページも同じ高さを挙げ、良く晴れた日には伊豆大島や房総半島まで見えると案内しています。小田原市は平成18年に天守閣の高さを基準とした高度規制を行い、天守閣を超える建物の建築を制限しています。街側に視界をふさぐ高い建物がないことが、この眺めの理由です。

ベビーカーと階段の注意
公式サイトの館内案内には各階のフロアマップが載っていて、1階から順に「2Fへ」「3Fへ」「4Fへ」「5Fへ」と階段でつながる形が描かれています。最上階まで階段のみで、エレベーターやスロープの表示はフロアマップにも施設情報にもありません。ベビーカーで来る家族は、天守閣に入る前に抱っこ紐へ切り替える前提で考えておくと当日迷いません。SAMURAI館も常盤木門の2階にあるため、こちらも階段を上がります。
途中で休める場所はあります。2階のフロアマップには常設展示室2のほかに体験展示と休憩コーナーが描かれていて、上り下りの合間に座れます。1階には受付・入場券販売所・トイレとミュージアムショップがまとまっているので、入館直前におむつやトイレを済ませておくのが安全です。
授乳室・おむつ替えスペースについては、公式サイトに記載がありません。0〜2歳の子と行く予定がある場合は、天守閣等の指定管理者である小田原市観光協会(0465-22-3818)か、城址公園全体を管理する小田原城総合管理事務所(0465-23-1373)に事前に確認しておくと安心です。
SAMURAI館の甲冑と刀
常盤木門SAMURAI館は、天守閣から徒歩2分ほどの常盤木門2階にある屋内の展示施設です。公式サイトの説明は「小田原城天守閣で収蔵する武具をはじめ、日本甲冑武具研究保存会会員の所蔵品など、甲冑や刀剣類の優品を展示します」で、甲冑・日本刀コーナーが中心です。実物の兜や鎧がケースに並ぶので、戦国時代の武将に興味が向き始めた小学生はここで足が止まります。

開館は9時から17時まで(入館は16時45分まで)で、天守閣より入館の締切が15分遅い設定です。休館日は12月31日から1月1日です。天守閣とSAMURAI館は入場する順番を自由に選べて、最初に入る入口でチケットを提示する形になります。夕方に着いた日は、入館締切が遅いSAMURAI館を後に回すと両方見られます。
映像シアター花伐つ鎧
SAMURAI館のもう一つの目玉が、プロジェクションマッピングシアターです。公式サイトは「デジタル映像と音楽による躍動感に満ちたビジュアルで、武士の世界観を表現します」と説明していて、作品名は「花伐つ鎧」です。アソビューの販売ページには「武士の心が甲冑に宿っていくような映像体験」と書かれています。展示を読むだけでは飽きてしまう年齢の子でも、映像と音の10分ほどは集中して見ていられます。暗い空間で音が大きく動くので、大きな音が苦手な子は入口で様子を見てから入るのがおすすめです。

甲冑着付け体験は別料金
常盤木門の1階では甲冑着付け体験ができます。着付け体験は1人500円の別料金で、天守閣の入館券には含まれません。用意されている衣装は甲冑・打掛・忍者衣装・陣羽織の4種類で、受付は9時から16時まで(最終貸出は15時30分)です。受付をしたあと券売機でチケットを購入する流れになります。公式サイトには「数に限りがあります。混雑時にはお待ちいただく場合もあります」と書かれているので、混みそうな日は午前中に押さえておくのが確実です。

着替えたあとは本丸広場に出て、天守閣をバックに記念撮影ができます。公式サイトの城址公園概要のページには、週末には本丸広場で手裏剣打ち体験も行える、とあります。どちらも屋外での体験なので、雨の予報の日は展示中心に組み替えることになります。
前売り券の中身と期限
アソビューで売られているのは「小田原城天守閣 前売り電子チケット(入城料+SAMURAI館入館料)」です。価格は大人1,000円・小・中学生300円で、窓口の通常料金と同じ金額です。値引きされる券ではなく、当日にチケット販売窓口へ並ばずスマホで入場できることが利点になります。有効期限は購入から6か月間です。
券が使えない日は、2026年8月時点で12月第2水曜日と12月31日の2日だけが設定されています。どちらも天守閣の休館日にあたる日なので、お盆やシルバーウィークの除外日はなしです。温浴施設のクーポンのように連休が除外されている券ではないので、夏休みや連休に窓口で並びたくない家族はそのまま使えます。
券を買わないほうが安く済む家族もいます。障がい者手帳(ミライロIDも可)・療育手帳、または小田原市が発行する「福寿カード」を持参・提示すると、本人と付添1名が無料になります。この場合は前売り券を買う必要がありません。
アクセスと駐車場
電車なら小田原駅から徒歩10分です。車の場合は小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分、西湘バイパス「小田原IC」から約5分、東名高速道路「大井松田IC」から約40分です。城址公園には主に4つの入口があり、正面入口・学橋・北入口・南入口のどこからでも登城できます。

子連れで気をつけたいのは駐車場です。公式サイトには「小田原城址公園には、一般駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用ください」と明記されていて、園内に無料で停める場所はありません。園内の藤棚臨時駐車場は観光バス・障がい者車両・バイク専用です。土・日曜日、祝日を中心に周辺道路が大変混み合うため、公式サイトも公共交通機関の利用を勧めています。小田原駅から歩ける距離なので、電車で行って駅前で食事を済ませる組み立てのほうが子連れは楽です。
子連れ実用情報
- 上り下り:1階から5階まで階段でつながります。エレベーター・スロープの表示は公式サイトのフロアマップにも施設情報にもありません。
- ベビーカー:天守閣内は階段のみなので、抱っこ紐への切り替えを想定しておくと安全です。SAMURAI館も常盤木門2階です。
- 授乳室・おむつ替え:公式サイトに記載がありません。小田原市観光協会(0465-22-3818)に事前確認をおすすめします。
- 未就学児:天守閣・SAMURAI館・NINJA館のいずれも入館無料です。
- 休憩:2階のフロアマップに体験展示と休憩コーナーがあります。本丸広場には本丸茶屋・本丸売店があります。
- 買い物:天守閣1階にミュージアムショップ、常盤木門1階にも売店があります。
- こども遊園地:大雨で付近の法面が崩落したため休園しています。再開の状況は公式サイトでご確認ください。
- 障がい者手帳・福寿カード:提示で本人と付添1名が無料です。ミライロIDも使えます。
- 小田原市民:住所を確認できるものを窓口で提示すると、天守閣が大人500円・小中学生200円になります。
よくある質問
雨の日はどこまで見られますか?
1階から5階の展示室は建物の中なので見られます。屋外なのは最上階の展望デッキ(高欄付き廻縁)だけです。ただし小田原駅から天守閣までは屋外を10分歩き、園内も坂と階段が続くので傘は必要です。
天守閣にエレベーターは?
公式サイトのフロアマップと施設情報にエレベーターの表示はありません。1階から5階までは階段でつながっています。ベビーカーは抱っこ紐に切り替える前提で考えてください。
SAMURAI館は別料金ですか?
天守閣の入館券があれば追加料金なしで入れます。SAMURAI館だけを見る場合は大人300円・小中学生100円の単独券です。NINJA館は券に含まれないので、大人500円・小中学生200円が別にかかります。
未就学児の入館料は?
無料です。天守閣・SAMURAI館・NINJA館のいずれも未就学児は無料と、公式のチケットページに書かれています。
前売り券は窓口より安い?
同じ金額です。大人1,000円・小・中学生300円で、窓口の通常料金と変わりません。窓口に並ばずスマホで入場できる点が利点になります。有効期限は購入から6か月間です。
休館日はいつですか?
天守閣は12月第2水曜日(館内整理のため)と、12月31日から1月1日です。SAMURAI館とNINJA館の休館日は12月31日から1月1日です。
基本情報
| 正式名称 | 小田原城天守閣 |
| 住所 | 神奈川県小田原市城内6-1(Googleマップ) |
| 電話番号 | 0465-22-3818(小田原市観光協会・天守閣等の指定管理者) |
| アクセス | 小田原駅から徒歩10分 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 12月第2水曜日・12月31日〜1月1日 |
| 入館料 | 大人(高校生以上)1,000円/小・中学生300円/未就学児無料 |
| 券の範囲 | 天守閣入館券で常盤木門SAMURAI館にも入館可(NINJA館は別料金) |
| 上り下り | 1階〜5階は階段。エレベーターの表示は公式サイトになし |
| 駐車場 | 城址公園に一般駐車場なし。周辺の有料駐車場を利用 |
| 公式サイト | 小田原城 公式サイト(天守閣) |
まとめ
小田原城天守閣は、大人1,000円・小中学生300円・未就学児無料で、この券1枚で常盤木門SAMURAI館の甲冑・日本刀コーナーとプロジェクションマッピングシアターまで回れる資料館です。1階から5階の展示室は建物の中ですが、相模湾を見渡す最上階の展望デッキは屋外で、上り下りは階段のみ。ベビーカーの家族は抱っこ紐に切り替える前提で、雨の予報の日は展示中心に組み替えるのが現実的です。甲冑着付け体験(1人500円)を入れるなら、数に限りがあるので午前中に押さえておくと確実です。料金や開館時間は変更されることがあるため、お出かけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
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