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いちご狩りは冬から春のもの、と思われがちです。長野県軽井沢町の「軽井沢ガーデンファームいちご園」は、初夏から秋に旬を迎える「夏秋いちご」を摘める数少ない農園で、2026年シーズンも開園中です。摘み取り体験は1人2,000円で、いちご250gの料金と入園料が含まれ、摘んだいちごはそのまま持ち帰れます。全天候型のビニールハウスなので、秋の雨の日でも予定が崩れません。

まず結論【早見表】
予約から料金まで、行く前に決まる5点です。
| 💰 料金 | 1人2,000円(いちご250g込み) |
| ⚠️ 食べ放題 | なし・ハウス内では食べられない |
| 🎫 入場方式 | 事前予約制(来場者数に上限) |
| 👶 対象年齢 | 3歳以下は無料・年齢制限なし |
| ⏰ 受付 | 9時から14時が最終受付 |
夏秋いちごとは何か
公式サイトの説明はこうです。「国産の『夏秋(かしゅう)いちご』は生産量が少なく、生食用の夏秋いちごとなるとさらに稀少です」。
ふつうのいちごは冬から春にかけて実りますが、夏秋いちごは名前のとおり初夏から秋に旬を迎える品種です。国内の生産量が少なく、そのなかでも生で食べられるものはさらに限られます。ケーキ屋の飾り用に業務用として流通することが多く、そもそも一般には出回りにくいいちごです。
それを摘めるのが、標高1,000mの軽井沢高原という立地です。公式は「軽井沢高原ならではの涼しい気候と当園独自の栽培技術により、品種特有の爽やかな酸味に加え、甘みと香り豊かな完熟いちごをお楽しみいただけます」と説明しています。夏のいちごは酸味が立ちやすいのですが、涼しい高原で完熟まで待てるぶん、味が乗ります。
園があるのは軽井沢町の発地(ほっち)地区。公式によると標高1,000m、正面に標高2,568mの浅間山を望み、夏には蛍が舞う環境だそうです。ハウスについても「清潔な夏秋いちごハウスは爽やかな風が通りぬけ、ハウスの中とは思えない気持ちよさです」と書かれています。真夏のビニールハウスは蒸し暑いのが普通ですが、高原の風が抜けるのはここならではです。
料金と、摘み取り方式のしくみ
| 区分 | 料金 |
| 摘み取り収穫体験 | 1人2,000円(入園料+いちご250g込み) |
| 入園のみ(摘まない人) | 1人500円 |
| 3歳以下 | 無料(大人と一緒に摘む場合) |
| 250gを超えたぶん | 1gあたり6円で追加精算 |
ここは食べ放題ではありません。公式にも「食べ放題コースではありませんので、ハウスの中でいちごを摘みながらお召し上がりになれません」と明記されています。誤解しやすいところなので、子どもに先に伝えておくのが安全です。なお食べ放題コースは、いちごの生育状況に応じて別途案内されることがあります。
1パック250gぶんを高設栽培のベンチから自由に摘んで持ち帰る方式で、250gはいちごパック1杯が目安。もっと摘みたければ、超えたぶんを1gあたり6円で追加精算できます。
この方式は小さい子がいる家庭にはむしろ向きます。食べ放題は「時間内にたくさん食べないと損」という空気になりがちですが、摘み取りなら子どものペースで選べます。摘んだいちごは家に持って帰れるので、その場で食べきれなくても無駄になりません。
ハウスに入らない人、たとえばお土産やスムージーだけを買う人は入園券も不要です。祖父母と行って一部の人だけが摘む、という組み方もできます。園には軽井沢高原いちごを100%使ったスムージーもあります。
アソビューには信州体験割が使えるプランが出ています。割引の適用条件や在庫は時期によって変わるので、日程が決まっているなら早めに確認してください。
摘める品種は4つ
夏秋いちごの品種は4種類。公式は「生育状況によっては全ての品種を収穫できない場合もあります」、また「夏秋いちごは冬春いちごより小ぶりに育つ品種です」と断っています。粒の大きさを冬のいちごと比べないほうがいいということです。

- 軽井沢サマークイーン:信州大学が開発した品種で、この名前は当園の登録商標。香りが強いタイプです
- ペチカほのか:果肉が白いのが見た目でわかります。酸味がおだやかなので、酸っぱいのが苦手な子はこれを探すといいです
- 夏のしずく:歯ごたえがあり、女峰やとちおとめに近い酸味。2025年の第1回夏いちご選手権で入賞しています
- サマーリリカル:2021年に登場した、長野県でしか作れない品種。果汁が多いタイプです
子どもと行くなら、粒ごとに味が違うこと自体が遊びになります。同じレーンでも品種が変われば香りも酸味も変わるので、「どれがいちばん甘かったか」を家族で言い合うだけで時間が持ちます。
当日の流れと子ども用ハサミ
公式が手順を6段階で説明しています。知っておくと当日あわてません。

- 受付:チケットとパックとハサミを受け取る。お子様用のハサミもあるので、受付で申し出る
- 入場:入口付近から摘む人が多いので、レーンの奥まで進む。奥のほうに完熟がある
- 収穫:ヘタの上をハサミで切る。ヘタの近くまで赤いものが完熟の目印
- パック詰め:いちごは柔らかいので入れすぎると潰れる。ハウス内にはかりがある
- 計量:摘み終えたら受付へ。スタッフが量る。1パック250gが目安
- 体験終了:持ち帰るか、その場で食べる
子ども用のハサミがあるのは、いちご狩りでは意外と大きな差です。大人用のハサミは小さい手には重く、切るところまで親が手を添えることになりがちです。専用のものを借りられれば、子どもが自分で1粒目を切れます。受付で言わないと出てこないので、忘れずに申し出てください。
ハウス内にはかりがあるのも実用的です。受付まで持っていってから「超えていました」と言われるより、途中で確かめられるほうが精算が読めます。追加は1gあたり6円なので、100g多く摘めば600円増える計算です。
摘んだあとは、屋外か受付ハウスの休憩スペースで食べられます。公式は「晴れていれば絶景の浅間山を眺めながら、摘んだいちごをお召し上がりになることができます。雨天の場合は、受付ハウスの休憩スペースをご利用いただけます」と書いています。雨でも座って食べる場所があるということです。
雨の日でも予定が崩れない
公式サイトには「全天候型ビニールハウスのため、雨の日のアクティビティにも最適です」と明記されています。軽井沢は夏でも天気が変わりやすく、外遊びの予定が流れやすい土地です。屋根のある行き先を1つ持っておくと、旅行の日程が守れます。
もう1つ、子連れに効くのが高設栽培です。公式は「お子様にも摘み取りが簡単な高設栽培ですので、皆様でごゆっくりお楽しみいただけます」と書いています。いちごが腰の高さのベンチに実るので、しゃがまずに摘めて、抱っこした子の目線にも実が来ます。地面にはいつくばる必要がないぶん、服も汚れません。
予約は必須と考えたほうがいい
ここが最も重要な点です。公式サイトの案内を引きます。
「いちごの生産量には限りがあるため、来場者数を制限しており、事前予約のご協力をお願いしています。事前予約枠が満員の場合は当日枠を朝9時から先着順のお電話で受け付けます」
つまり来場者数そのものに上限がある農園です。ふらっと立ち寄って入れる保証はなく、当日枠も朝9時からの電話先着。旅行の予定に組み込むなら、先に予約を取ってから当日の順番を決めるのが正しい順序です。
- 営業時間:9:00〜14:00(14:00最終受付)
- 定休日:毎週火曜日(ほかメンテナンスによる臨時休園あり)
- 電話受付:9:00〜16:00(火曜定休)
- 予約方法:電話または公式フォーム。アソビューからも取れます
- キャンセル料:前日までの連絡なら無料。当日の取り消しは全額
受付が14時で終わるのも見落としがちです。午前に別の場所を回ってから昼過ぎに向かうと、間に合わないことがあります。午前中に来る前提で1日を組み立ててください。
ペット連れの場合も先に伝える必要があります。公式によると、厚生労働省の衛生管理指針にもとづきペットはいちご狩りハウスに入れません。家族が摘んでいる間は受付ハウスで待つことになり、混雑時は預かれない場合があるため、予約時に必ず申し出るよう案内されています。
カーナビは住所で入れない
アクセスで1つだけ注意があります。公式の案内です。

「カーナビ設定でお越しの方へ:住所検索や電話番号検索をされないようお願いします。農地のため、機種によっては正しい住所に案内されない場合がございます。Googleマップで『軽井沢ガーデンファーム』と施設名称で検索されると、正しい所在地が表示されます」
立地自体はよく、公式によるとJR軽井沢駅・軽井沢プリンスショッピングプラザ・ハルニレテラス(星野リゾート・トンボの湯)から、それぞれ車で15分ほど。高速は上信越自動車道「碓氷軽井沢インターチェンジ」から約20分です。
軽井沢観光と組み合わせる
子連れの1日としては、午前にいちご狩り、午後にハルニレテラスかショッピングプラザという組み立てが無理がありません。いちご狩りは受付が14時までなので、先に済ませるほうが安全です。摘んだいちごは持ち帰りなので、そのあと観光しても手元に残ります。ただし夏場は車内が暑くなるので、保冷バッグがあると安心です。
予約時間が決まっているのに現地でさまようと、それだけで枠を落としかねません。出発前に施設名でマップを開き、そのまま案内を開始するのが確実です。公式サイトには、軽井沢駅から/高速・レイクガーデン方面から/佐久・小諸方面から、それぞれ写真つきの道案内も用意されています。
もう1つ、この園は「1年中いちご狩り」を掲げていて、冬春のシーズンもあります。夏秋いちごはほかではなかなか摘めないので、「いちご狩りは冬にもう行った」という家庭にこそ向きます。逆に、夏に来て気に入ったなら冬にもう一度、という通い方もできます。
基本情報
| 施設名 | 軽井沢ガーデンファームいちご園 |
| 住所 | 〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町発地2062-1(Googleマップ) |
| 夏秋シーズン | 初夏〜秋(2026年シーズン開園中) |
| 営業時間 | 9:00〜14:00(14:00最終受付) |
| 定休日 | 毎週火曜日(ほか臨時休園あり) |
| 料金 | 摘み取り体験1人2,000円(入園料・250g込み)/入園券500円(4歳以上)/3歳以下無料/250g超は1gあたり6円 |
| 方式 | 摘み取り(持ち帰り)。ハウス内での食べ歩きは不可 |
| 品種(夏秋) | 軽井沢サマークイーン・ペチカほのか・夏のしずく・サマーリリカル |
| 栽培 | 高設栽培・全天候型ビニールハウス |
| 予約 | 来場者数を制限。事前予約制。満員時は当日枠を朝9時から電話で先着受付(電話受付9:00〜16:00) |
| ペット | ハウス内は不可。受付ハウスで待機(予約時に申し出) |
| アクセス | JR軽井沢駅・プリンスショッピングプラザ・ハルニレテラスから車で各15分ほど/碓氷軽井沢ICから約20分。カーナビは施設名で検索 |
| 公式サイト | 軽井沢ガーデンファーム 公式サイト |
料金・営業期間は変更されることがあります。いちごの生育状況によって開園日や受付枠、摘める品種が変わるため、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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