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いちご狩りは冬から春のもの、と思われがちです。栃木県日光市の「Mt.Berry奥日光」は、標高1,400mの奥日光で7月中旬から10月中旬までいちご狩りができる、全国でも珍しい農園です。30分の食べ放題で大人3,000円から。真夏でも涼しい高原なので、避暑を兼ねて立ち寄れます。全棟が高設栽培で、ベビーカーや車椅子のまま入れるのも、小さい子を連れて行くうえで大きな差になります。

まず結論【早見表】
行くかどうかが変わる5点です。
| 💰 料金 | 大人3,000円〜(中学生以上) |
| ⚠️ 入場方式 | 完全予約制・少人数制 |
| 🍓 内容 | 30分食べ放題・3品種 |
| 👶 ベビーカー | そのまま入れる(高設栽培) |
| 🌧 雨の日 | 問題なく案内可 |
なぜ夏にいちご狩りができるのか
公式サイトの説明はこうです。「全国的にも珍しい夏のいちご狩りです。当園のいちご狩りは期間は七月中旬〜十月中旬頃まで」。
いちごは本来、冬から春に実ります。夏に実らせるには涼しさが要るので、標高が効きます。農園があるのは戦場ヶ原のそば、標高1,400m。公式は「真夏でも涼風が吹くこの地だからこそ作ることのできる、格別の品質」と書いています。

味についても具体的な説明があります。主力品種の「なつおとめ」について、「なつおとめは一般的に糖度が八度程度と言われ酸味が強い品種ですが、奥日光で栽培するなつおとめは、日中の冷涼な気候と夏でも十度程度まで低下する朝晩の寒暖差などによって甘味と酸味のバランスが絶妙ないちごになります」としています。
この なつおとめ は栃木県限定の品種で、公式によると「生産量・流通量も少なく、県内生産のほとんどは洋菓子メーカーや業者向けの販売となり一般流通しにくい品種」。スーパーで買えるものではない、ということです。
味の評価も外から付いています。公式のお知らせによると、2025年7月31日、日本ソムリエ協会が主催した第一回全国夏いちご選手権で銀賞に選ばれています。夏いちごだけを集めた品評会で、全国で2番目の評価を得た農園ということです。
摘める3品種
じゃらんのプラン説明によると、食べ比べできるのは「なつおとめ・よつぼし・ペチカほのか」の3品種です。公式にそれぞれの説明があります。

- なつおとめ:栃木県限定の品種。寒暖差で甘みと酸味のバランスが良くなる。夏いちご選手権で銀賞を取ったのがこの品種
- よつぼし:甘みと香りが強く、子どもに人気。本来は冬の品種を、夏でも育つ環境を整えて栽培している
- ペチカほのか:2024年から栽培を始めた新しい品種。薄いピンク色で果皮がやわらかい。公式は「この品種をお目当てにいらっしゃるお客様がいらっしゃるほど人気」と書いています
子どもと行くなら、3品種あること自体が遊びになります。色も味も違うので、「どれがいちばん甘かったか」を言い合うだけで30分は持ちます。酸っぱいのが苦手な子には、まず よつぼし を探させるのが確実です。
ベビーカーのまま入れる
子連れにいちばん効くのがここです。公式の記述を引きます。

「施設は全棟高設栽培になっており、屈まずに摘み取る事が可能です。また、ベビーカーや車椅子等での乗り入れも可能ですので、お子様からご年配のお客様まで幅広くご利用いただけます」
いちご狩りは、地面に近い高さで栽培している農園だとしゃがみ続けることになり、服も汚れます。ここは全棟が高設栽培なので腰の高さで摘めます。ベビーカーで通路に入れると明記している農園はさらに限られます。下の子をベビーカーに乗せたまま、上の子と摘めるということです。
じゃらんの利用者データを見ても、子どもの年齢は0〜1歳が8%・2〜3歳が8%・4〜6歳が23%・7〜12歳が38%。乳幼児連れが実際に来ている農園です。
30分で終わる・混みにくい
体験は開始から30分です。短いと感じるかもしれませんが、いちご狩りは30分もあれば子どもは満足します。じゃらんの利用者データでも滞在時間は「1時間未満」が100%。これは行程を組むうえでは利点で、予定と予定の隙間に入れられます。
混雑もしにくい農園です。同じくじゃらんのデータで、混雑状況は「空いている」が83%、「普通」が17%で、「混雑」と答えた人はいません。少人数制で枠を絞っているぶん、入れさえすれば人に押されずに摘めます。予約が要る代わりに現地は静か、という構造です。
摘んだあとに買えるものもあります。公式のオンラインショップには生いちご・冷凍いちご・ジャムやアイスクリームなどの加工品が並んでいます。公式は冷凍いちごについて「旬の時期に収穫した完熟いちごを急速冷凍。一年中、奥日光の夏いちごの美味しさをお楽しみいただけます」と書いています。なつおとめは一般に流通しにくい品種なので、お土産にすると珍しがられます。
雨でも予定が崩れない
公式は「雨天でも問題なくご案内ができますので、雨の日のプランにも組み込む事ができます」と書いています。
奥日光は山の天気で、朝晴れていても午後に崩れることがあります。中禅寺湖や戦場ヶ原の散策を予定していて雨になったとき、屋根のある行き先を1つ持っておくと1日が救えます。所要は30分なので、予定の隙間にも入ります。
完全予約制・連休は埋まる
公式は「予約制・少人数制のため体験中はごゆっくりお楽しみいただけます」としています。ゆっくり摘めるのは受け入れ人数を絞っているからで、裏を返すと枠は多くありません。
実際、じゃらんの空き状況カレンダーを見ると、9月の連休にあたる9月21日・22日はすでに「空きなし」になっています(2026年9月3日時点)。平日はおおむね空いていますが、土日と連休から埋まります。日程が決まっているなら早めに押さえてください。
木曜が定休・受付は16時まで
- シーズン:7月中旬〜10月中旬ごろ
- 営業時間:10:00〜16:00(シーズン中の7月〜10月)
- 定休日:木曜日
- 体験時間:開始から30分の食べ放題
木曜定休は見落としやすい点です。じゃらんの予約カレンダーでも木曜は「受付対象外」になっています。日光は木曜に動く家族も多いので、行程を組む前に曜日を確かめてください。
道が分かりにくい・看板を無視して進む
ここは事前に読んでおく価値があります。公式の「お越しになる際の注意点」です。
「赤沼方面からお越しの場合、私道の手前に進入禁止の看板がございますが、気にせずそのまま奥までお進みください」
知らずに行くと、看板の手前で引き返してしまいます。予約時間が決まっているので、ここでの迷いは致命的です。
車の場合は公式の案内どおりです。「日光宇都宮道路清滝ICから奥日光方面へ約40分。国道120号線沿い赤沼茶屋を右折し、県営赤沼駐車場を右手に少し細い私道を約500mほど進むと左手に農園の看板といちご狩りののぼりが見えてきますので、そこを左折し、砂利道を100mほど進むと白いハウスと駐車場がございます」。最後は砂利道なので、雨のあとは足元が汚れる前提で靴を選んでください。
電車とバスの場合は、東武日光駅から東武バス湯元温泉行で約1時間、赤沼茶屋で下車して600mほど。公式は「GooglemapでMt.Berry奥日光と検索してください」と案内しています。住所で入れると別の場所に着く可能性があるので、施設名で検索してください。
奥日光観光と組み合わせる
農園は赤沼にあります。ここは戦場ヶ原のハイキングコースの起点で、県営赤沼駐車場と赤沼茶屋があり、低公害バスの発着点でもあります。戦場ヶ原を歩く予定なら、そのまま寄れる立地です。
子連れの1日としては、午前に中禅寺湖か華厳の滝、昼過ぎに赤沼でいちご狩りという流れが無理がありません。体験は30分、受付は16時までなので、午後の予定に挟みやすいのが利点です。奥日光は標高が高く真夏でも涼しいので、暑さで子どもがバテる心配も小さくなります。
基本情報
| 施設名 | Mt.Berry 奥日光 |
| 住所 | 栃木県日光市中宮祠3159(Googleマップ) |
| 電話 | 0288-55-0152(農園)/090-7016-6358(農園担当) |
| シーズン | 7月中旬〜10月中旬ごろ |
| 営業時間 | 10:00〜16:00(シーズン中) |
| 定休日 | 木曜日 |
| 料金 | 大人(中学生以上)3,000円〜。30分食べ放題 |
| 品種 | なつおとめ・よつぼし・ペチカほのか(3品種食べ比べ) |
| 予約 | 完全予約制・少人数制。じゃらんから日付ごとの空きが見られます |
| 栽培 | 全棟高設栽培。ベビーカー・車椅子で乗り入れ可 |
| アクセス | 清滝ICから約40分/東武日光駅から東武バス湯元温泉行で約1時間・赤沼茶屋下車600m。カーナビは施設名で検索 |
| 公式サイト | Mt.Berry 奥日光 公式サイト |
料金・営業期間・定休日は変更されることがあります。いちごの生育状況によって開園日や摘める品種が変わるため、お出かけ前に公式サイトと予約サイトで最新情報をご確認ください。
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