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ベビーベッドは、赤ちゃんを柵で囲った床板の上に寝かせる木製のベッドです。国の安全基準の対象になる乳幼児用ベッドは出生後24か月以内の子のためのもので、メーカーの対象年齢も「新生児〜24か月」が基本です。ただし2歳まで同じ使い方はできず、つかまり立ちを始めたら床板を一番下まで下げないと、柵を乗り越えて落ちるおそれがあります。要る家・いらない家、レンタルで確かめること、標準とミニの違いを、経済産業省・消費者庁とメーカーの公式情報で確かめました。楽天の価格は26,400円から(2026年10月10日時点)。

ベビーベッドはいつまで?
| 🗓️ 使える期間 | 新生児〜24か月(メーカー表記) |
| ⚠️ 床板を下げる | つかまり立ちを始めたら |
| 📏 標準とミニ | 内寸120×70/90×60cm |
| 🏷️ 選ぶ目印 | PSCマーク(国の基準) |
| 💰 価格 | 26,400円〜(楽天・10/10時点) |
いつまで使えるかは、国の決まりとメーカーの表記の両方で24か月です。消費生活用製品安全法で規制される「乳幼児用ベッド」について、経済産業省は「出生後24月以内の乳幼児の睡眠又は保育に使用することを目的として設計したもの」と定めています。この記事で取り上げる4台も、ベビーベッドとしての対象はすべて新生児から24か月までです。
ベビーベッドを作る大和屋は、よくある質問で「原則、生後0か月の新生児から24か月以内の乳幼児にお使いいただけますが、商品によって異なる場合があります」と答えています。実際に同じ大和屋のリビングコットは対象年齢が「新生児~1才」で、小さいベッドほど早く使えなくなります。買う前に商品ページの対象年齢を見ておくと、1歳で買い直すことになりません。
消費者庁は、大人用ベッドに寝かせるのではなく「満2歳になるまでは、できるだけベビーベッドに寝かせましょう」としています。24か月という期間は、転落や窒息を防ぐための目安でもあります。
つかまり立ちで床板を下げる
ベビーベッドの床板は高さを変えられます。新生児のうちは床板を高くしてお世話をしやすくし、動けるようになったら下げるのが正しい使い方です。消費者庁は「つかまり立ちをし始めたら、床板を最下段にして柵を高くし、子どもが乗り越えられないようにしましょう」と呼びかけています。

- カトージ:「お子様がつかまり立ちできるようになりましたら(概ね生後5ヶ月以上)床板は一番下(下段)に下げてください」
- 大和屋:つかまり立ちをするようになったら、必ず一番下(床板の上から上の桟までが60cm以上)で使う
- 消費者庁:足がかりになる物を、ベビーベッドの中に入れない
柵は常に上げておきます。消費者庁に寄せられた事例には、ベビーベッドの柵を上げずに使っていて、0歳の子が約80cmの高さからフローリングに落ち、両側の頭頂骨を骨折して9日間入院したものがあります。保護者は同じ部屋の2mほど離れたところにいました。
要る家・いらない家
大和屋は、ベビーベッドを使う理由として、床から高い位置に寝かせてホコリから守り、お世話の腰の負担を減らせることに加えて、「柵に囲われていることで、覆いかぶさりなどの窒息や、上のお子さん・ペットのいたずらからも守ることができます」と挙げています。
- 要る家:親が大人用ベッドで寝ている/上の子やペットがいる/腰を痛めていて床でのおむつ替えがつらい
- なくても寝かせられる家:家族が床に布団を敷いて寝ていて、赤ちゃん用の硬めの布団を別に敷ける。周りに上の子やペットが近づかない
大人用ベッドで添い寝をする家は、ベビーベッドを置くほうが安全です。消費者庁に医療機関から届いた事故報告では、平成27年1月から令和2年9月末までの6歳以下のベッドからの転落912件のうち、大人用ベッドからの転落が722件でした。添い寝については「同じ寝具で就寝している際に大人の身体の一部で圧迫してしまわないように、できるだけベビーベッドで寝かせましょう」としています。
布団で寝る家でも、消費者庁は敷布団を硬めのものにし、掛布団は子どもが払いのけられる軽いものを使い、顔の近くに口や鼻をふさぐ物を置かないよう呼びかけています。大人用ベッドに取り付けるベッドガードで代わりにするのは避けます。消費者庁は「生後18か月未満の乳幼児には絶対に使用しないでください」としています。
レンタルか購入か
使う期間は長くて2年です。ベビーベッドはレンタルもできますが、借りる前に確かめたいのは、借りる期間・新品か中古品か・返すときの送料や解約の条件の3つです。
2歳まで使う家や、2人目にも使うつもりの家は、買ったベッドを下の子にもそのまま使えます。床板の高さを変えられる型なら、上の子のときと同じように成長に合わせて使えます。
標準・ミニ・ハイタイプ
ベビーベッドの大きさは、床板の内寸で「標準(レギュラー)」と「ミニ」の2つに分かれます。布団はサイズが合うものを選ばないと、柵との間にすき間ができます。
- 標準サイズ:床板の内寸は約120×70cm。大和屋 ノモックの本体は約幅132×奥行き77cm
- ミニサイズ:床板の内寸は約90×60cm。ノモックのミニは約幅102×奥行き67cmで、キャスターで部屋の間を動かしやすい

ノモックのミニは「90×60cm ミニサイズのベビー布団をお使いください」と指定しています。標準サイズのベビー布団は入らないので、布団はベッドと一緒にそろえます。
高さでは「ハイタイプ」があります。床板を高い位置まで上げられるタイプで、立ったままおむつ替えや抱っこができます。ノモックの床板は最上段が約76cm、カトージのアーチ2は70cmです。ハイタイプでも、つかまり立ちのあとは床板を下げて使います。
PSCマークと事故の注意
ベビーベッドは、消費生活用製品安全法で「特別特定製品」に指定されています。国の基準に沿って登録検査機関の検査を受けたものだけにPSCマークが付き、マークの無いものは売れません。消費者庁も「PSCマークが貼付されたベビーベッドを選びましょう」としています。
2025年12月25日からは「子供用特定製品」にも指定され、マークは子供PSCマークに変わりました。経済産業省によると、技術基準の内容は基本的に変わらず、以前のPSCマークだけの製品は2027年3月24日まで売ることができます。新品で旧マークのものが届いても、基準が違うわけではありません。
- 規制の対象:脚・床板・枠のある製品。経済産業省は木製以外でも対象になるとしている
- 対象の外:揺れるタイプ(揺動型。揺れを止めて使えるものは対象)/とう製・合成樹脂製のかご
おさがりや中古を使うなら、下に扉付きの収納がある型に気をつけます。収納部分の扉が不意に開いて乳児の頭が挟まり、窒息して亡くなったり重体になったりした事故を受けて、2019年11月15日から基準が厳しくなりました。消費者庁は、それより前の基準の製品について「収納部分の扉のロックが壊れていたら、直ちに使用を中止してください」としています。扉を開け閉めするたびに、ロックが掛かっているかを手で引いて確かめます。
楽天で買える4台
4台ともPSC・SGの基準に合格した、対象が新生児〜24か月のベビーベッドです。価格は2026年10月10日時点の楽天市場の税込価格で、①④は大和屋の公式楽天市場店、②はカトージの公式店、③はファルスカの公式販売店の商品です。仕様は各メーカーの公式サイトと公式店の表記によります。
①ノモック+
- 商品名:大和屋 ノモック+ Wオープンハイタイプベビーベッド
- サイズ:レギュラー(床板約120×70cm)/ミニ(床板約90×60cm)
- 床板の高さ:最上段約76cm〜最下段15cmの12段階
- 重さ:レギュラー16kg/ミニ13.5kg
- そのほか:前の柵がスライドして開き、短い側にも扉がある。4輪キャスターはすべてストッパー付き
- 価格:レギュラー33,000円/ミニ28,600円
床板を12段階で細かく変えられるのが、ほかの3台との違いです。新生児のうちは76cmの高さで立ったままお世話ができ、最下段の15cmまで下げれば、床に布団を敷いて寝る家でも親の目線に近い高さで使えます。色はナチュラル・ホワイトウォッシュ・グレーの3色です。
②アーチ2
- 商品名:カトージ エクストラ ハイタイプ ベビーベッド アーチ2
- サイズ:標準(内寸120×70cm)/ミニ(内寸60×90cm)は別の商品
- 床板の高さ:標準は70cmと49cmの2段階/ミニは70cmと48.5cm
- 重さ:標準約18kg/ミニ約14kg
- そのほか:前の柵はスライド開閉式・キャスター付き・下に収納用の板
- 価格:標準30,580円/ミニ29,480円
カトージの直営店だけで売っているモデルです。下の段でも床板が床から49cmあるので、つかまり立ちの時期に床板を下げても、ほかのベッドほどかがまずに済みます。床板は桐材です。保証は購入から1年に、延長保証の1年が付きます。
③ミニジョイントベッド ネオ
- 商品名:ファルスカ ミニジョイントベッド ネオ
- サイズ:外寸約95×65×高さ70cm(内寸約90×60cm)
- 床板の高さ:約35.5cm・23cm・10.5cmの3段階
- 重さ:約10kg
- 卒業後:サークル→キッズベンチとして約6歳頃まで
- 価格:26,400円(公式サイトと同じ)
4台の中で一番安く、一番軽いミニサイズです。床板が低い「ロータイプ」で、ファルスカは椅子に座ったままお世話ができるとしています。ファルスカは、一般的なベビーベッドと比べて「約55%も省スペース」としています。工具を使わずにワンタッチのジョイントで組み立てられ、ベビーベッドを卒業したあとはサークル、キッズベンチに組み替えて約6歳頃まで使えます。

④そいねーるAD+
- 商品名:大和屋 そいねーるADプラス
- サイズ:ミニ(2才まで)/ラージ(6才頃まで)
- 床板の高さ:28段階
- 付けられる大人用ベッド:床からマットレスの上面まで66cmまで・幅180cmまで
- そのほか:短い側に開閉扉・キャスター付き・すのこの床板
- 価格:ミニ47,300円/ラージ55,000円
大人用ベッドの横に付けて、高さをそろえて添い寝ができるベビーベッドです。赤ちゃんは自分の柵の中で寝るので、同じ布団で寝るときの覆いかぶさりを避けられます。床に布団やマットレスを直に置く家でも、高さを合わせて使えます。大和屋はラージを6才頃まで使えるとしていますが、ベビーベッドとしての対象は24か月以内です。2026年7月31日発売の新しいモデルです。

買うならこの4台
値段は2026年10月10日時点の楽天市場の価格です。
- 布団でもベッドでも、高さを細かく合わせたいなら:ノモック+(28,600円〜・12段階)
- 腰がつらく、下の段でも高さがほしいなら:アーチ2(29,480円〜・下段49cm)
- 部屋が狭く、値段も抑えたいなら:ミニジョイントベッド ネオ(26,400円)
- 大人用ベッドで添い寝をしたいなら:そいねーるAD+(47,300円〜)
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