ベビーゲートはいつからいつまで?いらない家・階段上で使えるタイプと突っ張り・置くだけの違い

ベビーゲートはいつからいつまで?いらない家・階段上で使えるタイプと突っ張り・置くだけの違い

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使い始め6か月〜
対象2歳まで
階段の上ねじ止め
価格4,180円〜
対象年齢は日本育児・カトージの表示(満2歳=24か月)。価格は2026年10月9日時点の楽天市場
  • 子育てグッズ

ベビーゲートは、はいはいやつかまり立ちで動き回る赤ちゃんを、階段やキッチンに近づけないための柵です。日本育児とカトージの製品は、対象年齢が6か月から満2歳(24か月)まで。一番間違えやすいのは置き場所で、突っ張り式と置くだけ式は階段の上に置けません。階段の上で使うなら、ねじで固定できる型を選びます。いつまで使うか、要らない家の条件、型ごとの違いを、メーカーの取扱説明書と消費者庁・東京都の資料で確かめました。楽天の価格は4,180円から(2026年10月9日時点)。

キッチンの入口に置いたおくだけとおせんぼ
キッチンの入口に置いたおくだけとおせんぼ(出典:日本育児公式サイト)
目次

いつからいつまで使う?

👶 使い始め6か月から(メーカーの対象年齢)
🏁 やめる時期満2歳(24か月)まで
⚠️ 階段の上ねじ止めできる型だけ
🏠 突っ張り式柱か壁の桟に固定する
💰 価格4,180円〜(楽天・10/9時点)

使い始めは、赤ちゃんが自分で移動し始めたときです。消費者庁は「子どもがハイハイ等で家庭内を自由に動き回れるようになると、行動範囲が一気に広がり」、階段からの転落事故もこの時期に起こりやすくなるとしています。メーカーの対象年齢は、日本育児のスマートゲイト2 プラスが「6ヶ月~満2歳まで」、カトージのプレミアムインテリアゲートが「24か月以下」です。

東京都が2019年度にまとめた調査では、ベビーゲートなどが関係して救急搬送・受診に至った5歳以下の事例が5年間で123件ありました。「6か月~2歳での事故がほとんどで、最も多いのは1歳」です。同じ調査で、使い始めた時期は「7か月~12か月」が49.2%で最も多くなっています。

いつまでかは、満2歳(24か月)が上限です。消費者庁は「子どもが自分で乗り越えたり、開けたりできるようになったら使用を控えましょう(対象年齢は24か月まで)」としています。2歳より前でも、乗り越えたり開けたりできるようになった時点でやめます。

  • 日本育児:「お子さまが、ゲイトに登ったり、ロックスイッチを開けられるようになったら、使用を中止してください」(スマートゲイト2の取扱説明書)
  • カトージ:「お子様がゲートに登ったり、ロックを解除して扉を開けられるようになったら使用しないでください」(プレミアムインテリアゲートの取扱説明書)
  • 対象年齢を超えて使うと:日本育児は「お子さまの思わぬ動きにより、重大な事故につながるおそれがあります」と書いている

実際には2歳を過ぎても使い続ける家庭が多く、東京都の調査では、商品の対象年齢の24か月以内で使うのをやめたのは27.3%でした。東京都はこの結果を受けて、使用対象年齢の周知が必要だとしています。

いる家・いらない家

要るかどうかは、赤ちゃんが近づける場所に階段・キッチン・浴室があるかで決まります。消費者庁が設置をすすめているのがこの3か所です。

  • 階段がある家:消費者庁は「特に階段からの転落事故は、大きなけがにつながる可能性が高いので、可能な限りベビーゲート(転落防止用柵)を取り付けるようにしましょう」としている
  • キッチンに入れる間取り:やけどの危険がある場所として、進路をふさぐ位置への設置をすすめている
  • 浴室に入れる間取り:溺水の危険がある場所として、同じく設置をすすめている

3か所のどれにも赤ちゃんが入れない間取りなら、ゲートを置く場所がありません。東京都の調査でも約4割は使った経験がなく、使わない理由の2割は「危険な場所が家の中にないから」でした。

ただし同じ報告書は、ゲートが無いと思われる住居内の階段から0〜1歳児が落ちた救急搬送が、東京消防庁だけで5年間に約800件あったとしています。階段のある家で「うちは見ているから要らない」とするのは、この数字と合いません。

おさがりや中古で済ませる場合も注意が要ります。カトージは取扱説明書で、ネットオークションやフリマサイトなどの中古品は「使用状況や保管状況、修理履歴が不明であり、ご使用にあたり安全性を保証できません」としています。

階段の上に置ける型

階段の上は、型によって置いてはいけない場所です。この記事で紹介する3台の取扱説明書の表記は次のとおりです。

  • 突っ張り式(日本育児 スマートゲイト2):「階段上ではご使用になれません」「階段や段差の降り口、階段の途中には、絶対に設置しないでください」
  • 突っ張り式(カトージ プレミアムインテリアゲート):「階段の上部や窓には取り付けないでください」
  • 置くだけ式(日本育児 おくだけとおせんぼ):「階段の上や、段差の上には、絶対に設置しないでください」。理由は「誤ってフェンスが倒れた場合、階段や段差の上から転げ落ちる原因」
  • 階段上用(日本育児 スマートゲイト2 プラス):「階段上でも使用OK!」。ただし降り口から30cm以内と階段の途中には置けない

階段の上で使える型は、付け方が違います。スマートゲイト2 プラスは、付属の「階段用補助ソケット」を柱や壁にねじで留め、そこにゲートを突っ張ります。扉が階段側に開かないよう「片開きドアストッパー」で開く向きを決められます。日本育児は「階上や段差の降り口に設置する場合は、必ず30cm以上離してください」としています。

階段の上に付けたスマートゲイト2 プラス
階段の上に付けたスマートゲイト2 プラスの扉を開ける様子(出典:日本育児公式サイト)

東京都の検証では、固定用カップ(突っ張り式を柱や壁にねじで留める部品)を使わない突っ張り式のほとんどが、衝撃を加える試験で基準に合いませんでした。報告書は「ねじどめ式や固定用カップ使用のつっぱり式の商品は安全性が高く」としています。事故事例でゲートが付いていた場所も、階段が83件(67%)で最多で、特に階段の上が多くなっています。

突っ張り・置くだけの違い

東京都の報告書は、ベビーゲートの固定のしかたを「つっぱり式、ねじどめ式、据え置き式の3種類」、開け閉めのしかたを「扉、巻き取り、伸縮タイプの3種類」に分けています。家庭で選ばれているのは突っ張り式が78.8%で最も多く、ねじ止め式は6.9%でした。

  • 突っ張り式
    • 左右のボルトを伸ばして壁や柱に突っ張る。壁に穴を開けずに付けられる
    • 柱か、壁の中の桟がある場所に付ける。日本育児は「桟のない箇所に取り付けると、壁面が破損するおそれがあります」と書いている
    • 扉付きで大人は開けて通れる。下に枠があるので、カトージは「つまずかないよう」注意を書いている
  • ねじ止め式
    • 柱などにねじで固定する。階段の上に使えるのはこの付け方の製品
    • 壁や柱にねじ穴が残る
  • 置くだけ式(据え置き式)
    • 壁に固定せず床に置く。おくだけとおせんぼは、子どもが乗る側の板(セーフティプレート)に子どもの体重をかけて倒れにくくする
    • 扉が無く、高さ60cmなので大人はまたいで通る
    • 日本育児は「お子さまが、フェンスに登れるようになったら、使用を中止してください」としている
  • 巻き取り(ロール)タイプ
    • 布などを巻き取って開け閉めする。東京都の分類では開け閉めの形の1つで、固定は製品ごとに違う

突っ張り式は、壁紙が傷む場合があります。カトージは楽天の商品ページで「壁につっぱって取付ける仕様となりますので、壁紙が剥がれたり、壁に取付け跡が残る場合がございます」と書いています。賃貸で壁に跡を残したくない場所は、置くだけ式が候補になります。

事故が多いのは閉め忘れ

ゲートを付けても、開いていれば防げません。東京都が集めた123件のうち、原因で一番多かったのは閉め忘れの58件でした。ゲートが外れた事故が14件、乗り越えた事故が12件、ロックが外された事故が9件と続きます。

消費者庁が紹介する事例には、「2階の階段から1番下まで転落し、左後頭部打撲による腫れがあった。ベビーゲートを閉め忘れていた。」(0歳)というものがあります。消費者庁は「兄姉のいる御家庭では、上の子の扉の閉め忘れにも注意しましょう」としています。

  • 扉が自動で閉まる:カトージ プレミアムインテリアゲートはオートクローズ付き。スマートゲイト2 プラスは、約90°以内で手を離すと扉が戻る「オートアシスト機能」付き
  • ロックを確かめる:日本育児は扉を閉めたあと「必ずロックカバーをかけてください」としている
  • ゲートの近くに台を置かない:日本育児・カトージとも、踏み台になる物を置かないよう書いている
  • がたつきを見る:消費者庁は「傾き、がたつき、緩みがないかなど定期的に確認しましょう」としている

楽天で買える3台

階段上用・置くだけ・突っ張りの3つの型から1台ずつです。価格は2026年10月9日時点の楽天市場の税込価格で、①②は日本育児が運営する楽天市場店「保育用品 Libera by Nihonikuji」、③はカトージの楽天市場店の商品です。仕様は各メーカーの公式サイトと取扱説明書の表記によります。

①スマートゲイト2 プラス

  • 商品名:日本育児 スマートゲイトⅡ プラス
  • 型:突っ張り式(階段上は階段用補助ソケットをねじで固定)
  • 対象年齢:6か月〜満2歳まで
  • 取り付け幅:67〜91cm(階段上69〜93cm)
  • 高さ・重さ:91cm・約6kg
  • そのほか:片開きドアストッパー・ロックカバー・90°以上で開けたままにできる扉・拡張フレーム2本付き
  • 価格:15,180円

3台の中で唯一、階段の上に付けられるモデルです。階段の上では片開きドアストッパーで扉を階段側に開かないようにし、降り口から30cm以上離して付けます。階段の上以外では、ねじを使わずに突っ張りだけでも付けられます。ヨーロッパの安全基準(EN1930)の認証を受けています。色はホワイトとナチュラルの2色です。

スマートゲイト2 プラス ナチュラル
スマートゲイト2 プラス ナチュラル(出典:日本育児公式サイト)

②おくだけとおせんぼ

  • 商品名:日本育児 おくだけとおせんぼ
  • 型:置くだけ式(扉なし・大人はまたいで通る)
  • 対象年齢:6か月〜満2歳頃まで
  • 幅:Sサイズ77〜95cm/Mサイズ95〜140cm/Lサイズ140〜180cm
  • 高さ:60cm
  • 使えない場所:階段の上・段差の上
  • 価格:Sサイズ9,980円(M 12,980円・L 13,980円)

壁に固定しないので、壁や柱を傷つけずに置けます。両端のパネルが伸びて間口の幅に合わせられ、たたんで別の部屋に持っていけます。倒れにくくする板(セーフティプレート)は子どもがいる側に向けて置き、子どもが乗った重さで支えます。Lサイズは最大180cmまで広がるので、扉が無い広い間口のキッチンにも置けます。

階段の下に置いたおくだけとおせんぼ
階段の下に置いたおくだけとおせんぼ(出典:日本育児公式サイト)

③プレミアムインテリアゲート

  • 商品名:カトージ プレミアムインテリアゲート 10cm追加フレーム1個付(ホワイト)
  • 型:突っ張り式(階段の上には付けられない)
  • 対象年齢:24か月以内
  • 取り付け幅:71〜81cm(追加フレームを付けて81〜90cm)
  • 高さ・重さ:75.5cm・4.4kg
  • そのほか:オートクローズ・扉を90°開くと開いたまま止まる・暗闇で光るパーツ付き
  • 価格:4,180円

3台の中で一番安いモデルです。扉が自動で閉まるので、キッチンの入口のように大人が何度も通る場所で閉め忘れを減らせます。荷物を運ぶときは扉を90°まで開けると開いたまま止まります。適合基準はヨーロッパの安全基準EN1930:2011です。取り付ける壁の幅は6cm以上が必要です。

カトージ プレミアムインテリアゲート
10cmの追加フレームを付けたプレミアムインテリアゲート(出典:カトージ公式サイト)

買うならこの3台

値段は2026年10月9日時点の楽天市場の価格です。付ける場所の幅を測ってから選びます。

  • 階段の上に付けるなら:スマートゲイト2 プラス(15,180円・69〜93cm)
  • 壁に跡を残したくない・広い間口なら:おくだけとおせんぼ(9,980円〜・77〜180cm)
  • キッチンや階段の下を安く仕切るなら:プレミアムインテリアゲート(4,180円・71〜90cm)

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