※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
ジュニアシートは、大人用の車のシートベルトを子どもの肩と腰骨にかかる位置で使うための座席です。法律で使用が義務づけられているのは6歳未満までですが、JAFと日本自動車工業会は身長150cmになるまで使うよう勧めています。6歳で外すと、シートベルトが首やお腹にかかったまま乗ることになります。年末年始の帰省で祖父母の車やタクシーに乗るときの扱いまで、警察庁と国土交通省の情報で確かめました。楽天の価格は9,570円から(2026年10月9日時点)。

何歳から何歳まで使う?
| ⚖️ 法律の義務 | 6歳未満(運転者の義務) |
| 📏 使い始め | 身長100cmごろ(3歳半〜4歳頃) |
| 🏁 卒業の目安 | 身長150cm(JAF・自工会) |
| ⚠️ 背もたれなし | 身長125cm以上から |
| 💰 価格 | 9,570円〜(楽天・10/9時点) |
使い始めは年齢より身長で決まります。JAFは「子どもの身長が100cmを超えるころになると、チャイルドシートのハーネスがきつくなってきたり、頭がはみ出すようになってきたり。そうなったら、ジュニアシートへの交換時期です」と案内しています。この記事で紹介する3台も、使える身長はすべて100〜150cmです。
何歳までかは、身長150cmが目安です。JAFは「体格の目安は身長150cm未満です」、日本自動車工業会は「身長150cmになるまではジュニアシートの使用が必要であると考えており」としています。グレコは身長100〜150cmの参考年齢を「3歳半頃 〜12 歳頃まで」と書いていて、150cmは12歳頃にあたります。
3歳半でも身長が100cmに届かないなら、まだハーネス付きのチャイルドシートの大きさです。国土交通省は「3歳半の子供なのですが、ジュニアシートでは駄目ですか」という質問に、「小さなお子様がジュニアシートを使用すると、シートベルトをすり抜けたり、腹部を圧迫したりするなど危険な状態となることがあります」と答えています。
法律の義務は6歳未満
道路交通法第71条の3第3項は、チャイルドシート(法律の言葉では「幼児用補助装置」)を使わない幼児を乗せて「自動車を運転してはならない」と定めています。警察庁はこれを「チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、運転してはならない」と説明しています。国土交通省は、使う装置は国の基準に適合し、かつ「幼児の発育の程度に応じた形状を有するもの」である必要があるとしています。
- 義務を負うのは運転する人:帰省で祖父母が運転する車に乗せるときも、違反になるのは運転者
- 違反点数は1点:道路交通法施行令の点数表で「幼児用補助装置使用義務違反」は1点
- 6歳以上は義務の外:ただし警察庁も「6歳以上の子供であっても、体格等の事情により、シートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使用しましょう」としている
義務が免除される場合も道路交通法施行令(第26条の3の2第3項)で決まっています。帰省のときに関係しそうなのは次のとおりです。
- バス・タクシー:一般旅客自動車運送事業の車の運転者が、旅客の幼児を乗せるとき
- 座席の構造で固定できない:ほかの座席で使えるときは除く
- 人数が多くて全員分を固定できない:乗車定員を超えない範囲に限る
- 授乳など:チャイルドシートに座らせたままではできない世話を、運転者以外がしているとき
- けがや障害で使うのが適当でないとき、応急の救護で急いで運ぶとき
免除は罰則がかからないというだけで、安全になるわけではありません。警察庁の統計では、車に乗っていて事故で死傷した6歳未満の子のうち亡くなった割合は、チャイルドシートを使っていなかった子が正しく使っていた子の約5.3倍でした(令和3年〜令和7年の合計)。
チャイルドシートとの違い
一番の違いは、子どもを何で留めるかです。幼児用のチャイルドシートは座席に付いたハーネス(肩ベルト)で子どもを固定します。ジュニアシートにはハーネスが無く、子どもを留めるのは車のシートベルトです。
国土交通省は学童用(ジュニアシート)の役割を、「座面を上げて背の高さを補う」「腰ベルトの位置を子供の腰部に合わせる」ことで大人用の座席ベルトを使えるようにするもの、と説明しています。対象は「身長150cm以下、4〜12歳くらい」です。同じページでは、幼児用のチャイルドシートは「体重9〜18kg、身長65〜100cm以下、1〜4歳くらい」となっています。
- 幼児用チャイルドシート
- ハーネスで固定・身長100cmくらいまで(JAFは105cmくらいまで)
- 前向きに使えるのは15か月を超えてから(新しい安全規則R129)
- ジュニアシート
- 車のシートベルトで固定・身長100〜150cm
- 背もたれ付きと、座面だけのブースター(背もたれなし)がある
- チャイルド&ジュニアシート(兼用型)
- JAFの説明では1歳ごろから12歳ごろまで、チャイルド・ジュニア・ブースターの3段階に変えて使う
新しい安全規則のR129は、使える範囲を体重ではなく身長で決めています。JAFは、旧規則R44の後ろ向きの期間は「体重のみ(体重9kg未満)」で決めていたのに対し、R129は「体重ではなく身長に合わせたもの」になったと説明しています。R129に適合したジュニアシートには「100〜150cm」のように身長の範囲が書かれているので、子どもの身長と照らして選びます。
背もたれなしは何cmから?
公益財団法人国際交通安全学会(警察庁・内閣府の担当者がオブザーバーとして参加)が作った「5ステップテスト」には、「背もたれのないブースタータイプのジュニアシートは、身長が125cm以上になってからつかってね!」と書かれています。背もたれなしを使えるのは、身長125cmを超えてからです。
メーカーの製品では、背もたれを外せる時期はさらに後です。この記事のアップリカ ライドクルーとグレコ ジュニアプラス ネクストは、背もたれを外した「ブースタークッションモード」で使えるのが身長135〜150cm。アップリカは「身長150cmまでは、正しい姿勢をサポートできる背もたれ付きでの使用を推奨しています」としています。背もたれを外すと、ライドクルーのドア側の衝撃を受けるサイドシールドも働きません。

背もたれなしが役に立つのは、車を乗り換えるときです。JAFは、背もたれ付きのジュニアシートが取り付けられない車に6歳以上の子が乗るときは、シートベルトが首に掛からないようブースタータイプを使うよう案内しています。
卒業は5ステップで確かめる
150cmはあくまで目安です。JAFは「確認のポイントは、シートベルトが首や腹部にかからないことです」としています。JAFが試した例では、身長140cmと145cmの子はジュニアシートを使わないとシートベルトが首やお腹にかかり、150cmの子でも首にかかっていました。
外してよいかは、国際交通安全学会の5ステップテストで確かめられます。子どもをジュニアシートなしで車の座席に座らせ、シートベルトを締めて次の5つを見ます。
- おしり:おしりが背もたれまでぴったりついている
- 膝:おしりがついたまま、ひざが直角くらいに曲がる
- 肩:シートベルトが肩から胸のまんなかを通っている(首にかからない)
- 腰骨:シートベルトが腰の硬い骨にかかっている(お腹に乗らない)
- 姿勢:降りるまでずっとその姿勢で座っていられる
5つすべてできたら大人用のシートベルトだけで乗れます。1つでもできなければ、ジュニアシートを続けます。車によって座席の奥行きやベルトの位置が違うので、祖父母の車やレンタカーに乗るときは、その車でも試すのが確実です。
ISOFIXかシートベルトか
ジュニアシートでは、子どもを留めるのはどちらも車のシートベルトです。ISOFIX(アイソフィックス)は、ジュニアシート本体を車の座席の金具に固定する仕組みです。
- ISOFIX固定:コネクターを座席の奥の金具に差し込む。JAFは「コネクタをクルマのシートに直接差し込んで固定するだけで、誰でも簡単に取り付けが可能」と説明。子どもが降りたあともシートが座席の上で動かない
- シートベルト固定:座席に置いて、子どもと一緒に車のシートベルトで固定する。ISOFIXの金具が無い車でも使え、車を移すときに外して運びやすい
国土交通省は、ISOFIXの金具が無い車に後から付ける「後付けISOFIX取付金具」には基準に合わないおそれのあるものが出回っているとして、ISOFIXの金具が無い車には「シートベルトで取付けするチャイルドシートをご使用ください」と呼びかけています。帰省先の車にISOFIXの金具があるか分からないなら、シートベルトでも固定できる製品を選んでおくと困りません。
通販で買うときは、国の安全基準に合っていることを示すEマークを見ます。国土交通省は、インターネット通販で売られていたマークの無い7製品を買って調べ、国の安全基準に適合していないことを確かめたと公表しています。「補助用具」と書かれた商品も基準に合っていない場合があるとしています。商品ページに「R129適合」や「Eマーク」の記載があるかを見て選びます。
楽天で買える3台
3台とも身長100〜150cmで使える、安全規則R129に適合したジュニアシートです。価格は2026年10月9日時点の楽天市場の税込価格で、①はアップリカ公式の楽天市場店の商品です。仕様は各メーカーの公式サイトの表記によります。
①ライドクルー ISOFIX
- 商品名:アップリカ ライドクルー ISOFIX AC
- 固定:ISOFIX
- 使える身長:背もたれ付き100〜150cm/背もたれなし135〜150cm
- 重さ:5.0kg(背もたれなし2.9kg)
- 規則:UN-R129/03適合
- そのほか:ヘッドサポート10段階・カップホルダー2つ・シートカバーは洗濯機で洗える
- 価格:27,500円(メーカー希望小売価格と同じ)
2025年11月発売のモデルです。ヘッドレストの左右に衝撃吸収材「マシュマロGキャッチ」、両サイドにドア側の衝撃に備えるサイドシールドが付いています。サイドシールドが働くのは背もたれ付きのときだけで、アップリカも身長150cmまで背もたれ付きで使うよう勧めています。色はブラックとブラウンの2色です。

②ジュニアプラス ネクスト
- 商品名:グレコ ジュニアプラス ネクスト
- 固定:車のシートベルト
- 使える身長:背もたれ付き100〜150cm/背もたれなし135〜150cm
- 参考年齢:3歳半頃〜12歳頃
- 重さ:3.2kg(背もたれなし1.7kg)
- 規則:UN規則No.129適合
- そのほか:ヘッドレスト10段階・カップホルダー両側・シートは外して洗濯機で洗える
- 価格:9,570円(メーカー希望小売価格は12,100円)
3台の中で一番軽く、一番安いモデルです。本体3.2kgなので、帰省の間だけ祖父母の車に移すような使い方に向きます。シートベルトを通す位置がグリーンのベルトガイドで示されていて、背もたれの角度は車の座席に合わせて2段階に変えられます。ボタンの先はナチュラルベビーの楽天市場店で、色はモノグレーです。

③ソリューションG2
- 商品名:サイベックス ソリューション G2
- 固定:車のシートベルト(ISOFIXでも固定できる)
- 使える身長:100〜150cm
- 使える体重:約15〜50kg
- 参考年齢:約3歳〜12歳
- 重さ:5.8kg
- 規則:UN R129/04
- そのほか:折りたたみ式・持ち手付き・ヘッドレストのリクライニング
- 価格:29,700円
背もたれごと折りたためるモデルです。サイベックスは、たたむと収納の場所が広げたときより最大で3分の1小さくなるとしています。持ち手が付いていて、自立もします。ISOFIXのアームは本体にしまえるので、ISOFIXの金具が無い車では3点式のシートベルトだけで取り付けられます。眠ったときに頭が前に倒れないよう、ヘッドレストの角度を変えられます。ボタンの先はナチュラルベビーの楽天市場店です。

買うならこの3台
値段は2026年10月9日時点の楽天市場の価格です。
- いつもの車にISOFIXで付けたままにするなら:ライドクルー ISOFIX AC(27,500円・5.0kg)
- 値段と軽さを優先するなら:ジュニアプラス ネクスト(9,570円・3.2kg)
- 帰省やレンタカーで車を移すことが多いなら:ソリューションG2(29,700円・折りたたみ)
▼ あわせて行きたい・読みたい
- キックバイクは何歳から何歳まで?ストライダー12インチと14インチの違いとクリスマスの選び方
- 子供のスキーウェアのサイズ選び|身長+15cmまで・中に着るもの・レンタルか購入か
- 東北サファリパークの料金とチケット2026|前売りは200円安い・マイカーかレンタカーか・所要時間と冬の営業
